タモとバケツ

キミドリ男です。日々の諸々をつづります。

北風

ピューピュー北風が吹いて

寒い寒い


あなたが私のおでこを撫でて


何処かに飛び去る



友よ


電線が空でブランコ


ユラユラ


昔々


あなたが私の背中を押して


私は雲とひとつになる



優しいあなたを覚えてる




友よ



あなたはもういない


ユラユラ


電線が空でブランコ


小鳥が飛んできて


電線に留まった


あなたを強烈に思い出して


私は思い切り泣いたっていいさ

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